先生の道:Huiminさんが教えてくれた「つながり」の力
Huimin’s Teaching Journey:The Power of Connection
この文章は、JLPT N3レベル以上の学習者のために、ラシュミさんが書いてくれました。
言葉のリストもあります。
先生の道:Huiminさんが教えてくれた「つながり」の力
みなさん、いつも読んでいただきありがとうございます!!
今日は、台湾出身の中国語の先生であり、私の友達でもあるHuiminさんにインタビューをさせていただきました。
Huiminさんは本当に優しくて、いつもにこにこ笑顔です。私はよく冗談で「私のPower Spot」とか「Positive Pill」と呼んでいます。というのも、少し話すだけで元気になれるからです。気づくと笑っていて、くだらない話でも楽しく盛り上がってしまいます。毎週、そんなひとときを過ごせるのが、私にとって小さなごほうびのようです。
そして、なんと、Huiminさんは5つの言語を話せるんです!私たちはふだん日本語で会話していますが、彼女の母語は台湾語と中国語。英語も話せて、日本語とスペイン語も勉強中なんです。まさに言語の達人ですね!
それでは、Huiminさんの「先生の道」を一緒に振り返ってみましょう。
どうして先生になろうと思いましたか?
私は子どものころから、友だちに勉強を教えるのが好きでした。小学生のときは、よく「先生と生徒」のごっこ遊びをしていて、漢字が得意だったので、よく先生の役をしていました。そして、クラスメートに掲示板の物語を読み聞かせていました。
大学生になってからは、英語塾でアルバイトを始めました。そこで、外国人の同僚が中国語の教科書を使って勉強しているのを見て、「おもしろいな」と思いました。
「外国の人は、どうやって中国語を勉強するのだろう?」と知りたくなって、私は華語教師の養成講座を受けて、中国語の先生になりました。
何年ぐらい先生をしていますか?どんな科目を教えていますか?
教師として働きはじめて、もう25年になります。ここ6年ほどはオンラインで中国語を教えています。
先生の仕事で一番好きなことは何ですか?
人とのつながりが一番好きです。学生との会話や、学生どうしの交流を見るのも楽しみのひとつです。私は人に興味があるので、いろいろな質問をして、学生が考えて答えてくれると、そこから深い話ができて、一緒に学ぶことができます。
先生の1日のスケジュールは?
朝は授業、午後は自分の勉強や準備の時間に使い、夜は事務作業やレッスンの準備、または授業が入ることもあります。1回の授業は1時間くらいで、コロナ以降はずっとオンラインで教えています。
生徒が楽しく勉強できるように、どんな工夫をしていますか?
生徒一人ひとりの興味や性格をできるだけ知るようにして、それに合ったトピックや質問を考えています。オンラインでは顔しか見えないので、表情を大きく使って、リアクションも工夫しています。ちょっとオーバーかも?と思うこともありますが、生徒が楽しく学べるならそれでいいと思っています。
一番うれしかった授業の思い出は?
とても恥ずかしがり屋で、言語が苦手な生徒がいました。でも1対1のレッスンで、その人の興味に合わせた内容にしたら、少しずつ話せるようになり、自信も出てきました。言葉だけでなく、性格も明るくなって、その変化を見ることができたのが本当にうれしかったです。
一番大変なことは?
新しい教科書やカリキュラムに変わったときに、レッスンプランを作ったり内容を準備したりするのが少し大変です。でも、それも学びのチャンスだと思っています。
先生になってよかったと思うのはどんなときですか?
学生と深い話ができたときです。ふだんの生活では家族や友人と深く話す機会は少ないですが、会話の授業では「夢は何ですか?」「幸せって何だと思いますか?」など、日常ではなかなか話さないテーマについてゆっくり話すことができ、それがとても楽しく感じます。
いたずらをする生徒がいたら?
まずその生徒と1対1で話して、何か困っていることがあるのかを聞きながら、一緒に解決方法を探すようにしています。
教え方はどう変わりましたか?
コロナ以降はコンピューターを使って授業の準備をすることが多くなりました。プレゼン資料を作ったり、AIを活用したりしています。とても便利で助かっています。
生徒が分かりやすいように工夫していることは?
オンライン授業では表情が大事だと思っているので、できるだけ表情やジェスチャーを使って反応を見せるようにしています。ときどきオーバーになることもありますが、それが生徒の理解ややる気につながっていると思います。
授業でパソコンやタブレットを使いますか?
はい、使います。タブレットでZoomにつないで、パソコンで画面共有をしながら授業をしています。
先生になりたい人へのアドバイスは?
考えすぎず、まずはやってみることが大切です。経験が増えれば増えるほど、自信を持って授業ができるようになりますし、学生との会話の幅も広がっていきます。
学校や教育をもっとよくするには?
もっと早い時期から外国語を学ぶ機会や、外国の人と交流するチャンスがあれば、自然に関心が高まると思います。ワーキングホリデーなどのプログラムが増えれば、実際に海外に行って視野を広げることができると思います。
自分の勉強のためにしていることは?
日本語やスペイン語を勉強しています。AIのワークショップにも参加していますし、本を読んだり、ポッドキャストを聞いたりして、自分の知識を広げています。また、学生と楽しく話すために、面白いトピックや質問も日々考えています。
最後に、Huiminさんのこれからの夢についても聞いてみました。
将来の夢は?
世界を旅して、さまざまな国の人たちと出会い、その文化に触れてみたいです。最近はインドにも行って、たくさんのことを体験してきました。いずれは、観光ガイドのような仕事や、観光+言語を組み合わせたキャンプのような活動もしてみたいと思っています。
人と心を通わせる
インタビューを通して感じたのは、「言葉を教える」こと以上に、「人と心を通わせる」ことをとても大切にしている先生だということです。Huiminさんのお話を聞いて、私自身ももっと生徒とのつながりを大切にしたいなと、改めて思いました。
最後にふと、ドラえもんの歌「ジャイアントドリーム」の歌詞が浮かびました。
「いつでも豪快 夢はでかい……夢は壮大!」
――まさにHuiminさんにぴったりの言葉だなと思います。
みなさんは、どんな夢を持っていますか?もしこの記事を読んで「先生っていいな」と思ってくださった方がいたらうれしいです。
私たちの日々の会話や学びの中にも、きっと小さな発見や出会いがあるはず。そんなひとつひとつを、大切にしていきたいですね。Huiminさんのように、自分らしく学びながら、人とつながり続ける姿に、たくさんのヒントをもらいました。
私も、いつか誰かの「Power Spot」になれたらいいなぁ、なんて思っています☺️
出身(しゅっしん)- hometown, origin
冗談(じょうだん)- joke
達人(たつじん)- expert, master
振り返る(ふりかえる)- to look back, reflect
自然と(しぜんと)- naturally
経験(けいけん)- experience
ごっこ遊び(ごっこあそび) – pretend play / make-believe play
掲示板(けいじばん) – bulletin board
養成講座(ようせいこうざ) – training course
中国語(ちゅうごくご) – Chinese (language)
華語(かご) – Mandarin Chinese (commonly used term in Taiwan for the Chinese language)
アルバイト – part-time job
同僚(どうりょう) – colleague / coworker
知りたくなる(しりたくなる) – to become interested / want to know
教師(きょうし)- teacher (formal)
科目(かもく)- subject (school)
交流(こうりゅう)- exchange, interaction
深い(ふかい)- deep
準備(じゅんび)- preparation
内容(ないよう)- content
工夫(くふう)- ingenuity, creative idea
性格(せいかく)- personality
表情(ひょうじょう)- facial expression
過ぎる(すぎる)- to exceed, be too much
自信(じしん)- confidence
変化(へんか)- change, transformation
教科書(きょうかしょ)- textbook
活用(かつよう)- use, application
理解(りかい)- understanding
幅(はば)- breadth, range
機会(きかい)- opportunity
視野(しや)- field of view, perspective
広げる(ひろげる)- to broaden, to expand
知識(ちしき)- knowledge
将来(しょうらい)- (one’s own) future
観光(かんこう)- sightseeing, tourism
組み合わせる(くみあわせる)- to combine
活動(かつどう)- activity
触れる(ふれる)- to touch, to experience
心を通わせる(こころをかよわせる)- to connect emotionally
改めて(あらためて)- again, once more
歌詞(かし)- lyrics
壮大(そうだい)- grand, magnificent
発見(はっけん)- discovery
出会い(であい)- encounter
自分らしく(じぶんらしく)- true to oneself
続ける(つづける)- to continue
記事(きじ)- article (writing)
教育(きょういく)- education
中国語を学んでいる人は、ぜひHuiminさんのポッドキャストをチェックしてみてね。
Huiminさんのインスタグラム
HuiminさんのPodcast
Huimin’s Teaching Journey and the Power of Connection
In this heartfelt interview, we meet Huimin, a Mandarin teacher from Taiwan and a dear friend of mine. I call her my "Power Spot" and "Positive Pill" because her kind smile and warm presence have a special way of lifting people’s spirits, just a short chat with her can brighten your day.
A true polyglot, Huimin speaks five languages: Taiwanese, Mandarin, English, Japanese, and Spanish. But beyond her language skills lies her real strength, her deep commitment to connecting with people.
Huimin has been teaching for 25 years, with the last six years focused on online Mandarin lessons. What she loves most about teaching is the human connection. For her, lessons aren’t just about grammar or vocabulary; they’re opportunities to understand her students as individuals. She thoughtfully adapts each lesson to suit the student’s interests and personality, making learning both fun and personal.
One of her most memorable teaching experiences was seeing a shy, hesitant student gradually open up and gain confidence. Witnessing not just language improvement but also personal growth reminded Huimin of the transformative power of genuine connection.
Whether it’s using expressive gestures online to make students smile, preparing engaging topics based on their interests, or taking time to listen to their concerns one-on-one, Huimin’s approach centres on warmth, empathy, and mutual learning.
Her own curiosity keeps her learning, too. She studies Japanese and Spanish, explores AI tools, and constantly seeks out fresh ideas to bring into her lessons.
Looking ahead, Huimin dreams of traveling the world, connecting with people across cultures, and perhaps leading programs that combine language and travel, like a cultural language camp.
This interview reminds us that great teaching is not just about what is taught, but how deeply we connect with those we teach. Huimin’s story is a beautiful example of learning, growing, and staying human together.
It brings to mind the lyrics from Doraemon’s Giant Dream song: “Always bold, dreaming big…” Huimin truly lives with a big, bold dream. And in doing so, she inspires all of us to cherish the small moments of discovery, connection, and joy in our own learning journeys





Thank you very much for sharing this podcast I look forward to listening. Huiminさん sounds like an incredible and passionate teacher of life!